三菱の人気の軽自動車デリカミニの下廻りとドアの耳やサイドシル、ゲートの耳にリアフェンダーの内側の錆止め加工の事例です
八戸市は海が近く、冬には融雪剤を撒くのでとても車が錆びやすい環境と言えると思います。フレームに穴が空いていますと車検に通りませんし重要な足回りの部品等が錆で腐食して強度が落ちてくるととても危険です
実際にロアアームという部品の腐食を溶接などで補強せずにパテで埋めただけで放置していた車が走行中にロアアームが腐り落ち、車は制御を失いガードレールに激突して廃車になったお車がありました
上記は極端な例ですが、長く車に乗るとなると錆の発生は避けられません。このデリカミニは新車ですが既にロアアームのゴムブッシュ付近の金属部分やスタビリティリンクという部品のボルト付近、タイロッドエンド付近やドラムとホイールの当たる部分は錆が出ていました。新車でも金属剥き出しの部分と言うのは錆が直ぐに湧いてきます
そして、車のフレームなどに穴が空いていた場合、1カ所だいたい税込み11000円~という感じの料金をいただいて修理させていただいていますが難しい錆の修理ですと最高で70万円くらいかかった錆修理がありました。スズキのジムニーのJB23Wという形ですと20万を超える錆修理をした事が何回かあります
車に対してどれほど大事に思うかは人によって違うと思うのですが、長く綺麗に乗りたいのであれば高価でもしっかりとした錆止め加工をお勧めします。うちの工場で使っている代車のパジェロミニは平成18年式の錆びやすい車なのですが新車で購入した際に錆止め加工をしておいた事でようやく錆が出てきたなという感じでしたから間違いなく10年は持つなという感覚です
沢山写真を掲載しておいたので見ていただければなという感じなのですが、錆止め加工の何が大変かと言うと余計な場所に錆止めの材料が飛散しないように紙やビニールを貼り付けるマスキングの作業が大変なんですね汗。これで2人がかりで半日くらいかかります
新車の車内のシートや内張なんかに誤って錆止めの材料を吹き付けてしまった!なんて事になったら新品に交換となりますから一瞬で赤字ですので細心の注意を払ってマスキングをします
マスキングが終わってしまったら後はひたすら専用のスプレーユニットでダースベイダーか!っていうぐらいにゴッテゴテに吹き付けるだけですから、とにかくマスキングが大変なのと材料が最近の物価高の影響で高価。必然的に値段が高くなります
ドアの耳やゲートの耳、リアフェンダーの内側には専用の細長いノズルでトロトロとした浸透剤という黄色っぽい錆止め剤を回します。水抜きの穴から出てくるくらい回します
シャシブラックという簡易的な錆止め加工はやらないよりはマシなのかもしれませんが、何ミクロン?かは分かりませんが薄い塗膜では錆の進行はあまり抑えられないのを見てきてるので資金に余裕がある方、過去に錆修理で高額の修理費を払ったことがある方は是非錆止めしにきてください。40年以上錆と向き合い続けてきた経験がありますから絶対おすすめです
関係ありませんが2024年7月7日で社長は72歳になりました祝
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