スズキの人気車の新型ジムニーの錆止めを徹底的にやってくれというお客様の来店です。
ジムニーは下廻りの錆の修理での入庫がうちの工場に結構多く入ってきてまして下廻りの特定の場所が腐りやすい印象があります。特に多いのがJB23Wの型式の入庫が多いですかね。人気のある形だからなのでしょうか?
ジムニーのJB23Wの形ですとフロントフェンダーの内側、エンジンルームのバッテリーのある下あたりですね。ヘッドライトの後ろ側のランプサポート、ボディマウントのゴム付近や荷台の底、錆びやすい印象ですからそのあたりも徹底的に錆止めしたいですね。フロントバンパーを外したり、荷台の内張やシートなども外してランプサポートやリアフェンダーの内側等を徹底的に錆止めしていきましょう
ジムニーが錆びやすいというより、融雪剤を撒いている潮風の吹く地域は車が傷みやすいのだと思います。これは小話ですが、2023年の11月に沖縄に行く機会がありました。沖縄は雪が降りませんが海に囲まれている土地なので潮風の影響か、車がよく錆びるようで車の錆止めが盛んなようですね。沖縄は錆止めが盛んって意外でした。
これほど錆止めした方がいいよーってお伝えするのは青森県八戸市で40年以上、錆の修理で入庫する車達と向き合っているからですね。最近錆止めに使う材料代も高騰していて安くはありませんが。
錆の修理でジムニーで大きい金額ですと20万近くかかったお客様もおりまして、ですから長く乗るには錆止めは必須だと思っています。毎回下回りをガンで水洗いして雨風に当たらないように車庫に入れてるならまだしも、なかなかハードル高いんですよね。車を守るのは汗
かと言って、ここまで徹底的に錆止めするのも安くはありませんが大事な車を守りたいお客様の要望があればお受けします
今回の事例はスペシャルコースですから車内の荷台の内張やドアの内張、ゲートの内張を外して中側からドアやゲートの耳、リアフェンダーの内側にトロトロとした流動性の高い浸透剤という錆止めの材料を吹き付けていきます
リアフェンダーの内側やゲート、ドアの耳は水が溜まりやすくて内部から錆が湧いてきている車は多いですね
スペシャルコースでなくてもオススメコースでもこの辺りは専用のノズルを使って浸透剤を吹き付けるのですが、小さな穴から何となく感覚で(施工ヵ所をしっか視認しながら吹き付けている訳ではないので丁寧に吹き付ける事が出来ないという意味です)浸透剤を吹き付けるのでここまでガッチリ丁寧に浸透剤を回すことは出来ません
写真の角度が変な画像が、、、。下廻りはオススメコースでも徹底的に密封剤という黒いドロドロの錆止め剤を専用のスプレーユニットで吹き付けていきます。真っ黒過ぎて塗り漏れがないかを視認するのが大変ですがゴテゴテに吹き付けていきます
密封剤は浸透剤ほどシャバシャバに緩くなく、かなり固めのハチミツくらいの粘度でしてスプレーユニットは作業後に詰まり防止のメンテナンスをしませんとすぐ詰まってしまいますし、これだけドロドロですと普通の圧力では吹き付ける事ができないようなので今はイタリア製のスプレーユニットを使っています
この専用ノズルとスプレーユニットを使うことでシャシブラックやスプレータイプの錆止め剤では再現できないような密着性が高く、しつこく残ってくれると言うか、簡単にぺりっと剥がれてしまう簡易的な錆止め加工と持続力の差があるのだと思います(たぶん市販の高価なスプレータイプでも何回も何回も吹き付けて乾かしてを繰り返せば持続力は伸びると思いますが作業日数と材料代がかなりかかると思います)
ちょっとリフト下げてタイヤをつけた状態なので分かりづらいですが、これで10年は大丈夫でしょう
スペシャルコース
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