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八戸市　車の整備修理　ラパン　タイヤがガタガタする　ストラットサポート左右交換

八戸市　車の整備修理　ラパン　タイヤがガタガタする　ストラットサポート左右交換

タイヤを上に持ち上げ揺するとガタガタする

スズキのアルトラパンですが走行しているとガタガタするという事例です。いくつか怪しい部品の候補箇所があるのですが、車体をリフトアップした時にタイヤを上方向に持ち上げるとガタガタしていました

ストラットというタイヤを支えている部品の上部にこのストラットサポートだとかストラットアッパーマウントという部品があるのですが、この部品の衝撃を緩和しているゴムがへたっていて、タイヤを持ち上げるように上下に揺するとガタガタしていたようです。スズキ車とかホンダのライフとかでよく見かける症状ですね

タイヤが付いているナックルという部品のハブベアリングという部品も傷んでくるとガタガタしたりもします。その場合は車をジャッキアップしてタイヤを上下に揺すってみるとガクガクしたりしますね。左右のがたつきはロアアームというナックルの下側に付いてる部品が怪しいですし、段差乗り上げた時に前側のタイヤあたりからガツンとかガチャガチャみたいな音がする場合はスタビリティリンク等が怪しいです

このお車は14万キロほど走っていたお車でしたので色んな部品が傷んでくるのも無理ありません。乗り心地も、よくありませんし、足回りの部品のガタつきは車検が通らない事もありますから交換した方がいいですね

左右でエンジンルーム内からストラットアッパーマウントを見るとアクセスしづらい位置にあったりするので邪魔な部品がある時は急がば回れでアクセスしやすいように外してしまいましょう。結構車屋さんの作業ではこの部品を外さないとこのボルトにアプローチできない。出来ない訳じゃないけれどしにくいみたいなことが多々あります。イライラしながら根気強く手が入りにくい、力入れにくい、見えない中で作業するのか、ちょっと部品をばらす手数は増えるけどノンストレスで作業しやすい状態に持っていくのか、、、うーん、私の場合はその時のその作業の難易度を想像してみて、どうするかは使い分けてますかね。

オルタネータという部品を外す時にセオリー通りのやり方で行くとドライブシャフトを外してマフラーも外してくださいみたいな指示がされてるかなり手間のかかる作業が必要な車があったりするのですが、私はエンジンが付いてるボルト類を緩め、隙間が出来るようにしてポートパワーという油圧の強い力で部品を押せる工具を使い、外したオルタネータを車の外に出すというやり方でオルタネータを外したことがあります。（もちろん壊れてない部品を壊さないようにしての裏技でちょっと専門用語多すぎて伝わらないですよね。セオリー通りではないけれど裏技がたまにあるんですというだけの話でした）

車の前側の衝撃を緩和している大きなスプリングを特殊工具を使い、縮めましてストラットアッパーマウントをストラットから外していきますのでナックル、タイロッドエンド、ロアアームを切り離していきます

この作業でナックルに付いているホイールスピードセンサーというかABSのセンサーの部品が簡単に外れず、いつも以上に作業時間がかかりました汗。センサーなので断線させては数万円かかってしまいますし、固着を外すためのガスバーナーでも炙れないしで、配線のカプラという樹脂製のコネクタを切り離し車体からナックルとホイールスピードセンサーを外せるようにして対応しました

部品を全て戻して、締め付け確認や足回りを大きく分解したのでタイヤの幅調整をしてテスト走行して異常がなければ完成です。ストラットアッパーマウントの中心のナットは特殊な工具がないと適正な締め付けトルクに達しないのでこれもまた難しいやつでした汗

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