スズキのアルトラパンの走行中にどこからか分からないが高めの音が聴こえるという修理事例です
たしかに走るとどこからか音がしますが、ガタガタとかキーキーとは違う音ですが回転する足回りの部品がなっているような感じなのはエンジンをかけて車を停めたままでは音がしない事から分かりました
オルタネータやウォータポンプ、エアコンコンプレッサーが音が出ているのあれば車を停車していても鳴るはずですが鳴らない
そこで車をリフトアップしてタイヤを空転させ前タイヤのハブベアリングという部品がある部分に聴診器を当ててみますと左に比べて右側が大きい音が出ている事が分かりましたのでその部品を交換します
ハブベアリングにアプローチするには結構手数の多い作業なのですが、前タイヤを外して足回りの部品のストラット、タイロッドエンド、ロアアーム、ABSセンサーをナックルという部品(前タイヤの後ろ側にある足回りの部品)から全て切り離します。ABSセンサーはだいたい固着しているので配線のコネクタ部分を見つけてそこを切り離します
ちょうどタイヤの中心にその部品は使われています。これを外すのは少々手間がかかります。ハブという部品にインナーレースという部品の一部が残ってしまうので色々やり方はあるのですがガスバーナで溶断しました。グラインダーで削りながら切り取るやり方もあるのですがガスバーナの方が早い印象なのでそうします。取り付けもプレス機を使って圧入するのですが、まっすぐに圧入しなければいけないので慎重に角度を変えて、傾いていないか確認しながら圧入していきます
部品を組み付け、テスト走行してみますとその音は消えていたので見事的中でした
このお車は走行距離が14万キロでしたから色々と不具合が出てきておかしくありません。人間と一緒で調子悪い部分は直してあげないといけませんね
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