デリカD5のエンジンオイルのオイルパンからのオイル漏れの修理事例です
オイル交換で来店されたお客様でしたが、なんだかオイルパン周りからオイルの滲みが酷くて、これは放っておいたらまずいとなり入庫となりました
よくよく調べると、ドライブシャフトのグリスが飛び散った痕跡、オイルパンからの漏れがメインですが、何だか横からも少しもれているような??
クランクシールからは漏れていないし、エンジン上部からは漏れていない事が分かりました
ここをしっかり見極めないと、診断ミスによる無駄な整備となりますので慎重にいきます。ファイバースコープなどを使って肉眼で見えにくい場所もモニターでチェックします
整備士の点検でお金がかかる場合があるのは、診断ミスをしないために高価な診断機や技術と知識をフル活用するためなのだご理解頂きたい所です。車の医者ですので汗
多少のジワーっとした滲みが出ている車は何台も見た事がありましたが、オイルの滴がオイルパンについているようなレベルはオイル漏れが怖いですし、オーバーヒートしてエンジンが焼きつく可能性もあります
また、このようなオイルの滴が出ているようですと車検も通りません
こちらはデリカD5のCV5Wという型なのですが、オイルパンに直接アプローチするためには冷却水の予備タンクを外して車体をリフトアップし、エンジン周りのベルトを緩めて外します
エアコンコンプレッサーという部品を外して避けておき、エアコンコンプレッサーの取り付け部を脱着してから始めてオイルパンのシーリング部分にアプローチできます
エンジンオイルはあらかじめ抜いておき、シーリング部分を切りオイルパンを外して前から着いていたシーリング剤を綺麗にして脱脂をしっかりしてから、クリーム状のシーリング材を丹念に手早く塗り込みオイルパンをボルトで締めていきます
部品を全て戻していき、エンジンオイルを入れてコンピューター診断機にかけて配線などの繋ぎ忘れがないかを診て、オイル漏れがしてこないかを診ますがシーリングをしてから1日程はシーリング剤の乾燥に費やします
このお車0wの粘度のオイルがエレメント未交換の場合は4.3リッター入りますので補充し、テスト走行をして入念にチェックして納車です
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