八戸市 八戸市 車の整備修理 足回りの異音 谷川自動車

車の足回りというか下側から音がする。キィキィと何だか薄い金属が当たっているような感じですとか段差を乗り越えるとゴトゴトと音がする。コツンコツンと音がする。車から異音がするのは何らかの部品の経年劣化や故障かも知れません
上の写真は前側のブレーキの引きずりだとか錆による固着を起こしかけていた車のブレーキキャリパという部品です。この丸いくぼみにキャリパーピストンという筒状の部品が収まるのですが、ブレーキを踏むとそのピストンが油圧でせり出てきてブレーキパッドでディスクローターを挟み込むことでブレーキをかけていますが、錆が湧いてピストンの動きが悪くなるとブレーキが効きっぱなしの状態になる事があり、摩擦熱でホイールが触れないくらい熱くなる事があります
ブレーキが効きっぱなしなので車はアクセルを踏み込んでもギギギと異音が出たりします。
下記はトヨタのヴォクシーのリアブレーキキャリパーを分解清掃した事例のリンクです
https://www.tanikawa-car-hospital.com/other_504.html
上の黄色の矢印部分がブレーキのパッド部分なのですが新品ですと1センチくらいの厚さがありますが、写真のパッドは1ミリ程度しか残量が無く、ブレーキパッドがかなり残量が少ないよ!という警告音を出してくれるインディケータという名前の金具がディスクローターに当たりますとキィキィと音がしますのでブレーキパッドを早めに交換をお勧めします
放置していると、パッドの金属の台座とディスクローターが当たってガリガリに減ってしまいディスクローターまで交換となってしまいます。最低でも片側7700円近くの値段がしたような汗。それにブレーキパッドも交換となると、、、諭吉さんが数名 fly a wayしますので早めの交換がいいかと思います
下記はスズキのスペーシアのブレーキパッド交換、ディスクローター研磨、後ろブレーキも怪しいから点検の事例のリンクです
https://www.tanikawa-car-hospital.com/other_390.html
ロアアームという前側のタイヤに付いている足回りの重要部品なのですが、この部品のボールジョイントという人間で言ったら関節のような部分があるのですが、経年劣化でよくそのボールジョイントががたつきが出ることがありまして、最悪ボールジョイントが抜けるという事もあります。そうなるとタイヤはグラグラの状態になってしまいますから走行中にこれが起きると制御を失いガードレールに激突してしまいます。
他にも足回りはハブベアリングという部品やバックプレート、スタビリティリンク、ストラットのアッパーマウント、タイロッドエンド、ステアリングラックだとか経年劣化で異音が出てくる部品は多くて整備士は経験則でテスト走行をする時は耳に集中して『この音はあの部品から異音が出ているのかも知れない』とか感覚を研ぎ澄ましています
この部品が怪しいと目測を立てて、その部品をゆすったりして部品の不具合をピンポイントで特定します
下記はトヨタのウィッシュの後輪から異音がするという事例でハブベアリングとバックプレートやドラムブレーキの部品を交換した事例のリンクです
https://www.tanikawa-car-hospital.com/other_554.html
また、足回りだけでなくエンジン周りもオルタネータやエアコンコンプレッサー、ウォーターポンプ、そもそもエンジンがオイルが少なすぎて異音が出てる場合もありますしマフラーを吊っている部分の腐食してブラブラしている事もあります