八戸市 八戸市 ラジエーター、オーバーヒート、冷却水の漏れ 谷川自動車

ハイウェイを走っているあなたは筋骨隆々で白いTシャツにデニムでスポーツカー。ふと目線を切ると、路肩にボンネットから湯気を放つ車と呆然と立ち尽くすブロンドの美女。
どうかしましたか?と美女に話しかけるとこう彼女は言った
車のメーターに赤い温度計のマークが出ていると思ったんだけど走っているうちに甘ったるい匂いがするかと思ったらエンジンから聴いたことがない異音がするようになって、、、
OK,町まで送るよ。ボーマスに美味しいサンドを出す店があるんだ。
うぁー、腹ペコだったの!もうハイウェイでハゲタカの餌になるかと思ったわ、ありがとう。あなたの名前は?
なんの話が始まるんやとか思いながら、この車のメーターパネルに赤い温度計のマークが出るとかエンジンの水温計がhotのHの方にめちゃくちゃ上がってる。こういった状態はエンジンの周りを循環してエンジンを冷やしている冷却水が何らかの理由で異常に高温だよ!と警告しているサインですし、エンジンを冷やしている冷却水のクーラントは蒸発すると何だか甘ったるいような匂いがします
車のオーバーヒートする理由のだいたいはエンジンを冷やしている冷却水の予備タンクが漏れているとか自然に蒸発して空になって、空気が入り込む。水より空気の方が温まりやすいのでエンジンを冷やしきれずにエンジンが過剰に熱い状態がオーバーヒートですが、上の写真みたいにラジエーターという樹脂のタンクやアルミの金網で構成された部品から冷却水が漏れたりだとか、電動ファンの故障だとか原因は色々あったりするのですが一番多いのはラジエーターの樹脂の部分の経年劣化によるひびや継ぎ目からの漏れだとかが多いですね
樹脂は経年劣化で粘りが無くなり、硬く脆くなりますのでよくひび割れたりしますからオーバーヒートの兆候、メーターパネルに赤い温度計のマークが出たりだとか水温計がHOTの方に振れているだとかしていたら交換が必要かも知れません
または冷却水か通るホースが避けたり穴が空いたりして、そこから空気が入り込むだとかもたまにある事例です。
下記はラジエータを社外新品に交換した事例のリンクです
https://www.tanikawa-car-hospital.com/other_421.html
次に説明するパターンですと、メータパネルには赤い温度計のマークより先に、赤い魔法のランプが点灯するかと思いますがエンジンオイルを交換していな過ぎてオーバーヒートするパターンです。赤い魔法のランプのような警告灯はエンジンオイルが少なすぎて油圧が低いよ!という警告灯です
エンジンオイルはエンジン内部の強烈な部品の動きの摩擦を潤滑にしているだけではなく冷やしてもいます。エンジンオイルは何百キロと走行するたびにエンジン内部で燃え尽き、僅かにづつ減っていっていたりします。これが3リットル入っているエンジンオイルが例えば500ミリリットルに減った状態ではどうでしょうか。更にその半分の250ミリリットルでは?
エンジンのオーバーヒートを通り越すとエンジン内部がダメージを受けてしまい、エンジン載せ替えの30万円以上のお見積りの警告灯が発報しますので本当に注意が必要です
下記は中古のエンジンに載せ替えた事例のリンクです
https://www.tanikawa-car-hospital.com/other_398.html
中古のエンジンでおよそ20万円ですからリビルト(中古のエンジンを分解清掃し、消耗品をリフレッシュしたほぼ新品で純正品より安くコスパがいい)のエンジンですともっと高価です
エンジン載せ替えは極端な話ですが、年に何台かはそういった車が入庫してきますので本当に注意が必要です。ラジエータの経年劣化はなかなか未然に防ぐのは難しいかも知れませんがオーバーヒート直前の警告灯の意味を知っているだけで全然違うと思いますので、車がそんな状態でしたら安全に路肩に止めてエンジンを直ぐに切ってエンジンを冷ましてください。
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