店員さんのいるガソリンスタンドがなくなってきていますね。
この記事を書いている私自身も若い時はガソリンスタンドでスタッフをしていたことがあり、オイル交換やバッテリー点検、エンジン冷却水のリザーブタンクの量など点検してはお客様にお勧めしていました。店員さんがいるガソリンスタンドが無くなってきた影響で(というか、選んでセルフにいってしまうのでしょうか?お勧めされるの結構嫌がる方もいるかも知れませんね)車の日常点検をほとんどされない状態で1年以上も走行している方もいるかも知れません
車好きでもない限り自分の車の日常点検の知識なんてほぼ皆無なのは当然というか、あまり教わる事が無いように思いますが「知らなかった」でエンジンを焼き付かせてしまったりで高額の散財をしてしまわないように日常点検のことを少し書いておきます
1か月に車でどれくらい走るかにもよりますが、エンジンオイルの量や汚れ具合、エンジン冷却水のリザーブタンクの量、バッテリーの健康状態くらいは3か月に1回くらいはチェックしておきたいですね。最低この3つは一般の方でも意識しておくと大きい山の上で車止まった等のトラブルを少しでも防げると思います
前置きが長くなりましたが、今回はエンジン冷却水が何かの理由で無くなってしまったという事例です
スズキのワゴンRの車内のメーターパネルに赤い温度計のマークが点灯し水温計もかなり上がっている
そしてエンジンルームから湯気のような物が出ている。なんか甘ったるい匂いがしている。車の下を覗くと緑色、赤色、ピンク色、青色(自動車メーカーによって冷却水の色が違います)の液体が垂れている
こんな時はオーバーヒートしているのかも知れませんので素早くエンジンを切りロードサービスを呼んだ方が無難です。
リザーブタンクに水道水を入れて何とか走って修理工場に自走して入庫するという裏技もありますが一般の方がエンジン冷却水のリザーブタンクが何処にあるのか分からなかったり、エンジンが完全に温まった状態でラジエーターキャップを開けると高温の冷却水が噴出してきたりと危険です
お車が入庫した段階で冷却水、クーラントとも言いますが、冷却水の予備タンクに冷却水が入っていませんでした
こちらに冷却水を補充してエンジンが冷めてからテスト走行してみるとみるみる予備タンクは減っていきました
専用のポンプで圧力をかけてみると、ラジエーターの下側のタンクの付け根付近から冷却水が漏れていました
これでは冷却水を足しても足してもその場しのぎでしかありませんので社外品の新品という互換性のある純正ではない新品に交換します。純正の新品はとても高価なのでこだわりがなければ社外品の新品やリビルド品を使ったりするのが安いですね
冷却水を抜き取りラジエーターを外して交換して、部品を戻し冷却水も新しいのに交換します。最後に漏れが無い、ファンは回るか、センサーは正常かを確認して完了です。念のためテスト走行もしてみましたが大丈夫でした
お見積もり¥33,800
純正品を使っていたらおそらく4〜5万はかかっていたかも知れませんね
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