三菱のデリカD5の新車のお車に錆止め加工の施工事例です。2024年1月にこの記事を追記していますが錆止め加工の材料代が値上がりしてきていますからファミリーカーと言うか、大きめの車は下記の値段では作業できないかも知れません。オススメコースですと税込み13万円くらいはかかりそうです
車検を通すために当工場にフレームの穴の修理で入庫するお車も少なくはないのですが、長く乗るお車には錆止め加工をお勧めしています。フレームに穴が空いていますと車検が通りませんし、足回りの重要部品などが腐食してきているのを放置するのは大変危険で、実際にお客様で重要部品のロアアームの腐食を放置と言うか、腐食している部分を鈑金パテで隠して車検を通してそのままにしていた方がおりまして、走行中にロアアームが腐り落ちて車は制御を失い、廃車になるほどの事故を起こした方がおりました。安く済ませたいのは分かりますが安全第一ですね
作業に入る前に必要であれば下廻りを高圧洗浄機で洗い流して乾かします。そしてリフトアップします。錆止め加工は紙を貼るマスキングの作業ですが、車体に錆止め剤が付着しないようにするのが大変でマスキング作業の方が8割、錆止め剤塗布が2割の時間配分ではないかというくらいマスキングは大変です。どんな作業でもそうですが、新車のシートや内張、天井のモフモフしたマットみたいのをヘッドライニングと言うのですが誤って汚してしまったら弁償ものですし、ブレーキ廻り等に材料が付着してはブレーキの効きに関わる。マフラーやエンジンに材料が付いてしまうと焼けて臭う等の事がありますからマスキングは大変です
浸透剤という流動性の高い柔らかい薬液をドアやゲート、リアフェンダーの中に吹き付け、その浸透剤が滴り落ちてきますのでその対策もしておきます。この作業は車のドアを開けて作業するので車内に材料が飛ばないようにマスキングもしています。浸透剤は吹き付けると落ち着くまでダラダラと垂れてきますから、全作業終了後に車をジャッキアップし角度を付けて一日くらい放置して落ち着かせます
密封剤の作業は材料がまず、スプレーユニットからスムーズに出るかで少し格闘しなければなりません。詰まってることがたまにあるので、そうなるとノズルを分解して掃除からはいります。
材料が高粘度なので事前にヒーター等を使い温めておきます。準備が出来ましたら防護服を着てヘッドライトを付け、これでもかというくらい密封剤を吹き付けます。角度を変えては下廻りを覗き込み、吹き付け漏れがないかをチェックします
マスキングを剥がして外している部品を全て戻し完了です。施工証明書を書きまして、専用の洗剤を付けてあげてお客様にお渡しします。
デリカD5の錆止め加工、お勧めコース
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