八戸市 八戸市 板金塗装 EKスペース 左右ドア 左右クォーターパネル 左サイドシル ランプ 中破規模 修理 谷川自動車

左右のドアが大きく凹み、その衝撃はサイドシルや床にまで及んでいます
左のリヤガラスは割れ、エアバックが作動してランプも割れています
左右のクォーターパネルにも変形があり相当な時間がかかりそうですが、この損傷でも当工場は対応可能です。ただこのレベルの損傷は時間がとてもかかります。1ヶ月から2ヶ月は見たほうがいいです
損傷のひどい箇所、リヤドア2枚と左右クォーターパネル、右テールランプ、左サイドシルというドアの下側周りは交換です。普通にドアを開けようとしても無理なので部品を切り裂きドアを外します
センターピラーというドアとスライドドアの間の柱のような部品や床の変形はチェーンやプーラを使って物凄い力で引き出しハンマなどで慣らします
作業するため、後ろのガラスはピアノ線を使いゴムを切って外します
交換する部品のスポット溶接を剥離してエアソーというノコギリで切断します。当工場得意の新品部品を部分的に移植手術します
新品の部品を当てて、建付けや隙間を気にしながら新品部品を移植して溶接します。手術で言うと、溶接は車の縫合手術ですね
溶接した部分はバリを取り、滑らかにしてクリーム状のパテに硬化剤を混ぜて、そのパテで溶接した継ぎ目の細かい凹凸を埋めます。パテは時間が経つとカチカチに硬化しますので、このパテが車体本来の部品の曲線を再現というか補います
センターピラーや激しくぶつかって変形した床も修正しきれない細かい凹凸にパテを塗っておきます
パテを塗っておいた部分はダブルアクションサンダーという工具で大まかに研磨してから細かい部分は手作業で紙やすりをかけ研磨します
パテが綺麗に研げましたら次は塗装下地のサフェーサの工程に入りますからその準備をしていきます
先ほど、移植した部品と新品のドアにペーパーをかけておき塗装下地のくっつきをよくするためにこの作業をしておきます
塗装下地のサフェーサが余計なところに飛ばないように紙を貼り付けるマスキングという作業をしておきます。マスキングに使うテープは車体から剥がしたときに車体に糊が残らない特殊なテープを使っています
サフェーサを吹き付け、手作業で紙やすりをかけていきます。仕上げに水をつけた目の細かい紙やすりで水研ぎという作業をして塗装下地を仕上げます
パテだけではざらつきがありますがサフェーサを吹き付け研磨することで非常に滑らかになります。パテとサフェーサの工程は化粧で言うところのコンシーラーと下地の工程に似ています
次は塗装の工程に入りますので再度マスキングをします
お車には車体に塗られている塗料の配合データが分かるカラーナンバーという番号が刻印されておりまして、そちらを見て塗料を配合していくのですがだいたいカラーナンバー通りに塗料を配合しても現車の経年劣化や日差しなどによる退色した色味とはズレがありますので、塗装技師さんが経験と勘で何色か塗料を足してその色味に寄せています
塗装をしたら磨きの工程です。コンパウンドという研磨剤を使い電動ポリッシャーで磨きます。小さな傷も磨きで消すことができます
タイヤのホイールも傷が付いていましたので、こちらも車体と同じような流れで傷が無くなるまで研磨して、パテで補い研磨して下地のサフェーサを吹き付け塗装と磨きをしています
慎重に部品を戻し綺麗に洗車して完成です!
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このレベルの損傷でも時間とお金をかければ直ります。ご安心ください
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