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八戸市 板金塗装 ヴェルファイア フロントバンパーの傷修理

 フロントバンパーの広範囲な傷修理

トヨタの人気車ヴェルファイアのフロントバンパーの広範囲な傷修理の事例です。ちょっと見えずらいですが、鉄柵にでも突っ込んでしまったのでしょうか?なかなか傷が深いです

とある工場ではこの修理?部品交換は20万ほどはかかると言われたそうですが、おそらく純正の新品にフロントバンパー周りをごそっと交換したらそれくらいの見積もりになるのかもしれません汗。最近の車のフロントバンパーの新品はかなり高価です確かに。ですが、綺麗でまっさらなフロントバンパーになって愛車が帰って来るのは理想ですが見積書の200,000円の数字を目の当りにしたら誰もがめまいがしてしまうのではないでしょうか?月収600万くらい稼いでる方なら話は別ですが

修理でこの目立つ部分をもっと安く直すことは可能です。大きく割れてしまったり変形したりしていますと、それを修復するのにかかる時間を工賃に換算した時に新品に交換した方が安いのか、どうなのか?何とか見た目は直したけれど強度はどうなのか?そんな事を職人さん達は頭の中で繰り広げながら「直した方が安い」「交換しないとですよ」と説明しているのだと思います。何でもかんでも交換するだけじゃなく、修理すると何円くらいですよーなどと選択肢がいくつかあった方がいいなあと私は思います


フロントバンパーを付けたままですと作業がし辛いですし、ずっとしゃがんだままの体勢では安定しなく集中出来ないのでフロントバンパーを脱着します

フロントバンパー脱着の際に、無傷な部分に勢い余ってガリっとしてしまわないように細心の注意を払いながら、万が一手が滑ってしまった時のためにマスキングテープを貼り付けて傷防止しておきます。特に部品と部品との合わせ目でガリっとやってしまいますので

ガレージジャッキでジャッキアップするにしても、車によってジャッキアップポイントが違ったりしますから変な位置にガレージジャッキをかけてしまいますとずるっと車体が落ちてしまい、タイヤ外していた場合はサイドシルなんかを潰してしまう危険もありますのでジャッキポイントにしっかりジャッキをかけて支柱(ウマなどと呼ばれています)を更に2点がけしてガレージジャッキとで3点で支えるとまず間違いないでしょう。ウマをかけずにジャッキーのみでジャッキアップしていた有名メーカーの整備士が車との間に下敷きになったという事故があったそうですから怖いです

クリップ類やボルト、フォグランプの配線を丁寧に外して、作業台にフロントバンパーを乗せます。ここでも部品を擦らないように気を付けなければいけません。


ダブルアクションサンダーという工具で傷がなくなるまで研磨していき、シリコンオフという油分を除去できる液体を染み込ませた布で脱脂後に乾燥させ、硬化剤を混ぜたパテで研磨する事で失われた部分を補うようにパテを塗り付け、ガチガチに乾いてきましたらフロントバンパー本来の曲線を再現するように大まかに研磨してからは手作業で紙やすりでペーパーがけしていきます。軍手を着けた手で凹凸を探りながら丹念に研磨していきます。もし巣穴がある場合は仕上がりに影響しますのでパテを再度塗り付けて同じ作業を繰り返し土台を完成させます

次に塗装下地のサフェーサを吹き付けるために余計な場所に飛散しないように紙を貼り付けるマスキングという作業をしていきます。サフェーサを吹き付け、乾燥後に手作業でペーパーがけし、仕上げに水を漬けた目の細かい紙やすりで水研ぎという作業をして塗装下地を仕上げます。



再度マスキングをしていよいよ塗装ですが、周りとの色ズレに細心の注意を払いながら現車と調色した塗料のギャップがないかも加味して慎重に塗装していきます。ムラがないように垂らさないように慎重に作業します。車の色によっては熟練の塗装工でも調色に手こずる色味もあり、日々鍛錬の毎日ですね汗

塗装が完了しましたら3種類の研磨剤のコンパウンドを使い電動ポリッシャーで布や羊毛、スポンジ等を使い分け丹念に磨いていきます。磨くことで細やかな傷などを取り去ってくれるので磨きは偉大な工程です。部品を戻し洗車して完了です

 綺麗になりました!

フロントバンパーの広範囲な傷修理

¥66,000

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