八戸市 八戸市 板金塗装 CX-8 左後ろの擦り傷 谷川自動車

マツダのCX-8のリアドアの擦り傷とガーニッシュというかサイドスポイラー?色んな言い方がありますがドアの下側とリアフェンダーの周りに付いている樹脂のこの部品は修理は出来ませんから新品に交換となります
ガレージジャッキで後ろ側をジャッキアップしまして作業をしやすくします。ガレージジャッキのかける場所を間違うと大惨事になりかねませんし、万が一ガレージジャッキが外れてもいいように馬とか言われる金属の支柱なども予備でかけておきます。この馬をかけていないことで、なんらかの拍子にガレージジャッキが下がり、車の間に挟まれて亡くなる方もいるほどです。こんな感じで危険を察知して、事故にならないような準備ですとか予防策を事前に取る事が大事です
樹脂のこの部品を外しましてダブルアクションサンダーという二方向に振動する紙やすりで傷が無くなるまで研磨します。車体は金属の素地と塗装下地、塗料、透明なクリアの層のようにミルフィーユのようになっています
この層に鋭くガリっと傷が入っているのですが、なるべく滑らかな傾斜になるように傷が無くなるまで研磨していきましてパテの工程でこの研磨して無くなってしまった部分を補うイメージです
ダブルアクションサンダーという工具で傷が無くなるまで研磨していきましたらエアガンで埃を飛ばし、シリコンオフという液体を染み込ませた布で拭き取り脂分を完全除去し乾燥させます。次からの工程に脂分は大敵だからです
次にパテの工程ですが、クリーム状のパテに硬化剤を混ぜて研磨した部分に盛るように塗り付けます。夏場はパテの硬化が非常に早く、手早く塗り付けないといけません。このパテで研磨する事で無くなった部分を補うのです
塗り付けたパテを車体本来の曲線を再現するように研磨していきます。大まかにダブルアクションサンダーという工具で研磨した後は手作業で紙やすりでペーパーがけしていきます。軍手を付けた手で撫でて凹凸を判断するのですが経験と勘が必要です
万が一研磨していく段階でパテの巣穴を発見しましたら面倒でももう一度パテを塗り付け研磨していかなければなりません。仕上がりにとても影響が出るからです。パテの工程が仕上がりましたら次は塗装下地のサフェーサの工程です
塗装下地のサフェーサを吹き付ける前にサフェーサが余計な場所に飛散しないように紙を貼り付けていきます。このとき使うテープは特殊なテープでして、車体から剥がした時に糊が残らない特殊なテープを使っています。また、この作業をマスキングといいます
サフェーサを吹き付け、乾燥させまして手作業で紙やすりで研磨していきます。仕上げに水を漬けた目の細かい紙やすりで水研ぎという作業をして仕上げます
パテだけですとざらつきがありますがサフェーサを吹き付け研磨して仕上げますと滑らかな塗装下地になりますので仕上がりが美しくなります
次はいよいよ塗装に入りますが、ホームセンターみたいにこの車の色はこれ!みたいな感じで完成した塗料を吹き付けるのではなくて、塗料を一から混ぜ合わせてその車に塗られている塗料の色味を再現します
コーションプレートという車体に塗られているカラーナンバーが刻印されている金属の板がありますが、このカラーナンバー通りに塗料を配合しても現車に塗られている塗料は経年劣化や日光などで褪色していたりしますから、塗装技師が経験と勘で誤差を修正しています
スプレーガンで垂らさないようにムラが無いように吹き付けていき、乾燥させます
仕上げに磨きの工程です。電動ポリッシャーを使い3種類のコンパウンドという研磨剤を使い分けて作業します。ポリッシャーも羊毛、布、スポンジの素材を使い分けています
磨きをすることで塗装を最大限に美しく仕上げることができます
部品を戻して綺麗に洗車して完成です
サイドスポイラー、リアフェンダーのガーニッシュ交換、リアドアの擦り傷修理
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