スバルのXVの隣の車にごつんとされてしまったという修理事例です。しかも犯人現れず汗!酷い!
自分が悪いわけじゃないのにこんなのをされたのではたまったもんじゃないですね。ドラレコとかやっぱりあった方がいいのかなぁと思ってしまいます汗
凹みがある場合はまず塗装をシングルアクションサンダーという工具で剥離して電気が通るようにします
そしてスタッドプーラという工具の先端を溶接しまして、引っ張りだしていきます。凹凸を確認しながらハンマーで微調整していきます
ダブルアクションサンダーという工具で塗膜と金属面の層を滑らかな傾斜になるように研磨していきます。次のパテの工程をスムーズに行うためや仕上がりを良くするために「フェザーウェッジ」という滑らかな傾斜になるように研磨します
ある程度形が整いましたら、シリコンオフという液体で油分を除去して拭き取り、乾燥させます。次の次の塗装の工程に油分は大敵なのでしっかり脱脂をしなければなりませんし、埃もまた影響が出ますので取り去っておきたい所です
硬化剤を混ぜたパテを塗り付け細かい凹凸を埋めていくように塗り付けていきます。パテは時間が経つとガチガチに固まってきますから手早く塗らないといけません
パテが乾燥しましたら車体本来の曲線を再現するように研磨していきます。お化粧でいう所のファンデーション?コンシーラーみたいな感じでしょうか
研磨していきますと、たまに空気を含んだ部分が巣穴になっていたりしますからその場合は巣穴がなくなるまでパテの工程を繰り返して研磨せねばなりません
この工程で手を抜くと仕上がりにとても影響が出ますからパテの研磨は超重要工程です
パテの工程が綺麗に出来ましたら、紙を貼り付けて次の塗装下地のサフェーサを吹き付ける際に余計な場所に飛散しないようにします
紙を貼り付けるマスキングという作業もとても奥が深く、部品同士のキワを綺麗に塗ろうと思うと0.1ミリ単位の作業になりますので神経を使います
マスキングを終えましたら塗装下地のサフェーサを吹き付けていき、乾燥させて丹念に丹念に研磨していきます
パテの面を更にサフェーサできめ細やかにコーティングするイメージですね。隙間に入り込ませるというか
塗装下地のサフェーサが完成しますと次はいよいよ塗装の工程に入りますので再度丹念にマスキングしていきます
お車に塗られている塗料は車にコーションプレートという板に刻印されているカラーナンバーから判断できるのですが、このカラーナンバーから塗料を配合しても現車の日光などによる経年劣化した色と微妙にズレがあるのでそこは塗装技師の経験と勘で修正します
赤を足したらいいのか黄色を足したらいいのか等、これまた職人芸ですね。
これだ!と配合した塗料をいきなり本塗りするのではなくて、適当な鉄板に吹き付けてみて現車の色味とマッチするかを確認して初めて本塗りに入ります
塗料を垂らさないようにムラにならないようにスプレーガンを操作するのもまた職人芸ですね
ソリッドや2コートパール、3コートパール等の塗料の塗り方の工程がありましてソリッドは工程が少なく、3コートパール等は工程が多くなりますで工賃が高くなります。手間=工賃と考えていいでしょう
塗装が上手く仕上がりましたら最後に磨きの工程に入ります
電動ポリッシャーを使いますが、布や羊毛、スポンジ等の素材を使い分けて、更に研磨剤も何種類か使い分けて塗膜を最大限に仕上げていきます
小さい傷を消し去ってくれるのでこれもたまた偉大な工程ですね
最後に埃やサフェーサのカス等を綺麗に洗い流して完了です
ドアの凹み傷修理
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