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八戸市 板金塗装 ミニキャブ リアフェンダー左右の錆の修理

 部品を作り溶接

三菱のミニキャブのリアフェンダーの錆の修理の事例です。写真の横の矢印をタッチすると写真が何枚か見れます。軽自動車は特にリアフェンダーの耳がシーリングから水が入るのか、それとも内部的な結露から水が溜まるからなのかかなり腐りやすいイメージがありますね

ごそっとリアフェンダーのあたりを新品に交換する手もありますが、そのやり方ですと部品代も高いですし、新品は色付きのリアフェンダーが来るわけではなく素地の部品ですから広範囲に塗装しなければいけませんし車内の内張等もかなりバラさないといけない気がして手間が増える=工賃が上がるという事なのでこの手法でいきます。


40年くらい八戸市で車の錆と向き合っているのでリアフェンダーの錆の修理は当工場の得意な修理ですね。それだけ腐りやすい箇所とも言えます。このリアフェンダーの錆はリアフェンダーを切開してみて内部的に錆びが出ているのかにもよって金額が前後してきますが今回はリアフェンダーぐるりと一周の部品を作り溶接していきます

型紙を作り鉄板を曲げたり叩いたりしてリアフェンダーの代用の部品を作っていきます。コンパスやら定規を使ってできる限り精度を出して部品を作り溶接していきます。半自動の溶接機は熱がすごいので鉄板に歪が出てしまう事がありますがこの後の工程で修正は効きますから気にせず作業を進めていきます

リアフェンダーの耳に溝が入っているタイプもありますが三菱のパジェロミニだったと思います。社長がタガネで溝を作っていたのに驚きました。今回の手法で部品を作る段階で溝を入れていってます。ちょっと言葉では伝わらないかもなのでリンク貼っときます
http://www.tanikawa-car-hospital.com/bankin_331.html


溶接しますと溶接した部分がボコボコと盛り上がってしまいますからグラインダー(円盤状の砥石が高速回転する工具)で削りまして、続いてダブルアクションサンダーという工具。こちらは丸い紙やすりを高速回転させて研磨できるエア工具でグラインダーで大まかに削った溶接部分を可能な限り綺麗に研磨していきます

次以降は脂分が大敵の工程に入りますからシリコンオフという脱脂できる液体を染み込ませた布で拭き取り乾燥させます。


硬化剤を混ぜたパテを塗り付け、溶接面のボコボコ、溶接の熱による変形なども含めてパテで埋めていき、乾燥させると溶接面は全く見えなくなりますから、そこを車体本来の曲線を再現していくように研磨していきます。車の修理なのにこのような美術の授業の神粘土細工で金属を肉付けしてみた的な作業をするのは違和感があるかもしれませんがとてもポピュラーな手法です

大まかに研磨後、仕上げは紙やすりで手作業で凹凸を確認しながら曲線を再現していきます。パテ面が仕上がりましたら塗装下地のサフェーサを吹き付け、塗装下地を最大限に仕上げていきます。まずは余計な場所にサフェーサが飛散しないように紙を貼り付けていきます

紙を貼り付け塗装下地のサフェーサを吹き付け乾燥後手作業で研磨していきますが、仕上げには水を漬けた目の細かい紙やすりで水研ぎという作業をしていき滑らかに仕上げます

もう一度紙を貼り付け塗装後に丹念に磨き、洗車して完成です。磨きは3種類のコンパウンドという研磨剤を使い分けて電動ポリッシャーは羊毛、スポンジ、布を使い分けて磨いています。塗装面が美しくなりますし細かい傷を消してくれたりしますから磨きは偉大な工程です

再発しないようにリアフェンダーの中にトロトロの防錆剤を内側に回しておき、少しでも腐食が再発しないようにしておきました。

もし僕が大好きな車を新車で買った場合、錆止め加工を絶対しますが下廻りはもちろん、ドアやゲートの耳、サイドシル、リアフェンダーに絶対したい理由はこんな風に腐ってくるのをよく見ているからというのが理由です。錆止め加工が気になる方はこちらの記事をみてみてください。八戸は錆やすい環境ですからね

https://dekiteru.net/cms/em_sub.php?id=12732&pgmid=110

 綺麗に直りました!

リアフェンダー左右の錆の修理

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