トヨタのタンクのゲート、リアバンパー、ミラーのカバーの交換修理事例です
こちらのお車はお客様の要望により全て交換という事になりました
リアバンパーをリアフェンダーに傷が付かないようにマスキングテープなどで傷付き防止に貼っておき、リアバンパーを留めているクリップ類を外していきます。
車種によってはテールランプを外さないとリアバンパーが外れないタイプの物もありますのでそこは見極めて作業を進めていきます
新品のゲートを注文すると、ガラスや配線類が付いた丸ごとのゲートが来るわけではなく、ガラスも配線も何もない色すら塗られていない素地のゲートが納品されます。ですので現車に付いているゲートのガラス、内張や配線類を全て外します。リアバンパーも部品を移植するため細かい部品を外します。ガラスはピアノ線などを使いゴムを切り離していくのですが、落としてしまわないように慎重に作業をしていきます
新品の素地のゲートは一度取り付けてみて建て付けを見てから外します。部品同士の隙間は大丈夫なのかを見ます。隙間がおかしかったりすると調整をする必要があります。今回の場合は大きい損傷ではないのでこの調整作業はほぼしなくて大丈夫ですね
新品のゲートとリアバンパーは塗装の密着を良くするために手作業でペーパーがけをして足付けという作業をします。塗装下地のサフェーサという物を吹き付けます乾燥させます。
サフェーサは化粧でいう所のコンシーラーのような役目を果たします。これをやるかやらないかでは仕上がりが違います。サフェーサを手作業で紙やすりで丹念にペーパーがけしていき美しい塗装下地に仕上げます。
車にはこの車にはこんな色が塗られてますよという塗料のデータが分かるカラーナンバーという番号がコーションプレートという金属の板に刻印されています。ですが、このデータ通りに塗料を配合しても現車の色味とはズレが生じます。おそらく日光や経年劣化による褪色などが原因だと思われます。この色味のズレは塗装技師の経験と勘で修正しています
これだという塗料が出来上がりましたら試し塗りをして現車の色味と合致していることを確認してから本塗に入ります。ムラが無いように垂らさないように塗っていきます。車の色味によっては13回も塗装するらしい塗装技師泣かせのカラーもあるようです汗
塗料が乾燥しましたら次は磨きという工程です。3種類の研磨剤、コンパウンドを使い分け、電動ポリッシャーは羊毛や布、スポンジを使い分けています。磨きの工程は細かい傷を消し去ってくれますし塗装面を最大限に美しくしてくれますのでとても重要な工程です
ドアミラーのカバーは新品に部分的に変えられますのでご心配なくです。中身が壊れてしまっている場合は丸ごと交換になってしまいますね汗。ミラーを外して中側からカバーの爪を外していくのですがなかなか難しい作業です。ミラーも割れないように結構気を遣う作業です
部品を全て元に戻して完成です。ガラスなども元に戻します。リアワイパーや後ろガラスにウォッシャー液がちゃんと出るかを確認したり、ガラス脱着した際はシーリングから水漏れしないかも確認しなければなりません
ゲート、リアバンパー、ドアミラーのカバー交換
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