スズキのスペーシアのフロントバンパー修理、ラジエーターコア交換、フロントアッパーメンバの鈑金事例、前側をぶつけてしまった修理事例ですね
前側をジャッキアップして作業をしやすくします
フロントバンパーを外してみたところ、ラジエーターコアまで損傷が及んでおり交換する事になりました。ラジエーターコアはは難い素材では無いので簡単に変形してしまいますね汗
ラジエーターコアはエンジンの冷却水が循環している金属製の網目状の部品でエンジンの前側にあり冷却ファンのシュラウドが冷風を送り、内部で循環している冷却水を冷やし、冷えた冷却水がエンジンを循環しています
冷却水のクーラントをしっかり補充して空気を抜いてあげます。この空気をしっかり抜かないとオーバーヒートの原因にもなりかねませんのでしっかり抜いて冷却ファンのシュラウドが回るかをチェックします
スキャンツールという機器を車に繋いでしっかり冷却水温度の上昇に伴い冷却ファンのシュラウドが機能するかも見ておきました。スキャンツールを繋ぐと視覚的に車のエンジンの回転数であったり色んなデータを見る事が出来ます
フロントアッパーメンバは車の前側のフレームの一部で、前からの衝撃で歪んでいたのでプーラというフックの付いたチェーンを巻き取る工具を使い、物凄い力で修正しました
フロントバンパーの傷は傷が無くなるまでダブルアクションサンダーという工具で研磨します
研磨する事で無くなった部分は凹凸を埋めるクリーム状のパテで補い、パテは時間が経つと硬化します
1度で綺麗に凹凸を埋め、巣穴も無くパテを濡れればいいのですが、だいたい巣穴ができたりしますのでパテを塗り研磨する作業は数回繰り返し綺麗に埋めます
硬化したパテを研磨してフロントバンパー本来の曲線に違和感無く馴染むように研磨していきます
大まかにダブルアクションサンダーで研磨して後は手作業で丹念に研磨していきます
そして下地に化粧でいう所のコンシーラーの役目を果たすサフェーサという物を吹き付けます
サフェーサがパテの微妙にざらついた面を埋めてくれて滑らかな下地が完成します
こちらを手作業で研いでいき、滑らかな下地処理が完成します
いよいよ塗装していきますがお車にはカラーナンバーという色の配合量が分かる番号が刻印されているのですが、だいたいこのカラーナンバー通りに色を配合しても現車の経年劣化や日光による退色があるので色が合いませんので経験と勘を元にカラーナンバー通り作った色に何色か足して現車の色味に寄せていきます
色を吹き付けるにも塗装が垂れないように細心の注意が必要です
塗装の後は磨きの工程です。電動のポリッシャーにスポンジ、羊毛、布等の素材を使い分けて装着しコンパウンドという研磨剤をつけて磨き、より美しい仕上がりにします
小さな傷でしたらこの磨き作業で傷を目立たなくすることもできますので重要な工程ですね
最後にパテやサフェーサの削りカスであったり、コンパウンドが隙間に入り込んでいたりするので洗車の際に洗い流して綺麗に拭き取っておきます
修理作業も大事ですが最後の洗車でダッシュボードやハンドル周りが汚れているお客様の車を見かけると不思議とテンションがあがります。露骨に綺麗になったと分かりやすいからでしょうか?ハンドル周りのホコリなどは意識して綺麗にします
足元のマットやステップも綺麗にして車の扉を開けた時にお客様ががっかりしないように心がけています。綺麗に拭き取って完成です!
フロントバンパー修理、ラジエーターコア交換、フロントアッパーメンバの鈑金
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