レクサスのGS450のフロントドアの凹み修理とドアハンドルの傷のためドアハンドル交換の修理事例です
小さな凹みがあります。先ずドアハンドルを外したかったのでドアの内張りを剥がしていくのですが、なかなか外れず作業難航汗
樹脂製のクリップでドアの内張りは留まっているのですがこういったクリップは経年劣化などで容易く割れてしまいますのでその際は新品に交換しますが1個100円くらいするので安くはありません。なるべく壊さないように作業していきます
内張りを剥がすと配線やワイヤなどのメカっぽい部品達がたくさん出てきますので配線の取り回しなどを忘れないようにい写真を撮ったりして組み付けの際に混乱しないようにします
ドアの傷と凹みは磨いてどうにかできる傷だったら良かったのですが、少し引き出してパテを入れた方が良さそうですのでシングルアクションサンダーという工具で塗装を剥離して金属むき出しの状態にし通電するようにします。
そしてスタッドプーラという工具の先端を溶接し凹みを軽く引き出します。引き出しましたらハンマーで慣らし整えます。そしてダブルアクションサンダーという工具で滑らかに研磨します
鈑金が終えましたらホコリをエアガンという工具で飛ばし、シリコンオフという液体を染み込ませた布で拭き取り脂分を除去し乾燥させます。次の工程のパテの工程では脂分やホコリが大敵だからです
乾燥後に硬化剤を混ぜたパテをヘラで塗りつけ乾かします。パテは乾燥しますとガチガチに固まりますのでダブルアクションサンダーという工具で大まかに研磨していき、細かい部分は手作業で紙やすりでペパーがけをし仕上げます
もし研磨中にパテの面に巣穴を見つけましたらパテを再度塗り直し乾燥後に研磨して巣穴は完全にない状態にしませんと仕上がりにもろに影響が出ますから面倒でもこの作業は繰り返します
パテが綺麗に仕上がりましたら紙を貼り付け、マスキングという作業をします。塗装下地のサフェーサを吹き付ける際に余計な部分に飛散してしまわないようにマスキングをしています。またこのマスキングに使うテープは車体から剥がした際に車体に糊が残らないような特殊なテープを使っています
マスキングが終わりましたらサフェーサを吹き付け乾燥後に、紙やすりでペーパーがけして仕上げには水につけた細かい目のペーパーがけをして水研ぎという作業で仕上げます
塗装下地が完成しましたら再度マスキングしまして塗装の準備に入ります
お車にはカラーナンバーという車体に塗られている塗料のデータが分かる番号があるのですが、大抵この番号のデータ通りに塗料を配合してもだいたい現車に塗られてる日光などによる退色や経年劣化した独特の色味にはズレがありますので塗装技師の経験と勘でその色味に寄せています。塗装が終わりましたら乾燥させます
乾燥後、塗膜をより美しく仕上げるために磨きの作業に入ります
電動ポリッシャーにコンパウンドという研磨剤を3種類を使い分け、ポリッシャーはスポンジ、羊毛、布などの素材を使い分け丹念磨きます。磨きの工程は小さい傷ぐらいでしたら消し去ることができますので偉大な工程です
部品を全て戻していきます。ドアハンドルを交換したので正しく動くのか、パワーウィンドウは作動する方ドアロックはしっかり機能するかを確認しまして洗車します。サフェーサの研ぎカスやコンパウンドが残らないよう洗います
特に運転席側のドアを開けた部分の水滴やダッシュボードのホコリやバックミラーの汚れはよく目に付きますから水拭きしてから乾拭きして指紋や線などが残らないようにしたいですね汗
フロントドアの傷凹み修理とドアハンドル交換
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